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令和元年度おごおりっこからのメッセージ文集~高校生・特別支援学校・特別発表の部~

 

~高校生・特別支援学校・特別発表の部~(PDF:721KB)

 

 

 

14 一つのきっかけ
   
小郡特別支援学校高等部 3年 稲吉 愛

 

「今あなたは楽しいですか?」と聞かれたら中学生の頃までの私だったら「楽しくない」と答えていたと思います。でも、今の私は、違った答えを言えます。私は保育園では、絵を描こうとしない、給食では白ご飯しか食べない、全般的に落ち着きがなく、集団で行動することが苦手な子どもでした。それでも、楽しく過ごしていたと記憶しています。
小学生になると、宿題がとても苦手でした。自分では今日こそはやろうと思っても、違うことに気をとられて集中できませんでした。そんなある日、靴箱にもどろうとした時、前にいた3人ぐらいの女の子が「逃げろ」と言って、私の前から走り去りました。私は、さびしくて悲しくて、とてもつらかったです。
中学校時代にも、嫌なことがありました。幼なじみ数人からメールが送られてきました。「いつから友達だったっけ?」と書かれていました。唯一信用していた友達から言われた言葉でした。絶望的な気持ちになり、私には、友達は一人もいないのだ。私は一人ぽっちなんだと思いました。
中学三年生のとき、進路を決める時期がせまっていました。私は、自分の夢の実現のために志望校を決め、そこに行きたいと思いました。実は、その頃の私は自分が障がいをもっていることを知らなかったのです。しかし、支援学級の先生から検査を受けてみないかとすすめられ、受けてみると障がいをもっていることが分かりました。小さい頃から何か人と感じ方、捉え方が違うと感じていました。この時に、なぜいじめにあってきたのかが分かりました。理由がはっきりわかったのはよかったですが、私はやはり志望校に行きたいと願い、受験しました。結果は不合格で、仕方なく今の小郡特別支援学校に入学しました。
入学した頃は、人との接し方が分からず、一人で悩んでいました。そんな自分を変えるきっかけは、児童生徒会に入ったことでした。学校全体に関わる活動をみんなで協力しながら、経験していく中で、自分への自信につながりました。尊敬する先輩からの「あなただったらできるよ」という言葉にも励まされました。このように、児童生徒会のメンバーとの会話は楽しく、とてもやりがいを感じる活動でした。そして三年生では生徒会長に立候補し当選しました。
それでもいろいろと心に溜め込んで、悩んだりすることもありました。そんな時、担任の先生は、話を親身に聞いてくれたり、明るく接してくれたりしました。おかげで少しずつ、クラス、委員会、学校というところがとても楽しく感じられるようになりました。
また、進路に迷っていた私は、兄が食事の店を開店し、時々手伝うようになったことがきっかけとなり、調理関係の仕事に就きたい、調理師の免許を取りたいと強く思うようになりました。そこで、学校の先生に相談し、調理関係の実習先を見つけていただきました。そこは、とても雰囲気がよく、ここで働きたいと思える場所でした。そして、実習先から「もし望むならば将来の夢への通過点と思ってもいいから卒業したらおいで」と言っていただき、跳び上がるほどうれしかったです。
最後に、最初は嫌々ながら入学した小郡特別支援学校でしたが、そこでの一つ一つの小さなきっかけに対して、信頼できる先生や尊敬できる先輩、語り合える友達などとの出会いの中で、自分で決めてしっかりと取り組めるようになりました。とても不安だった卒業後の進路も夢の実現に向けた第一歩ができそうで、今では本校に入学してよかったなあと思っています。みなさんに伝えたいことは、どんな小さなきっかけでも、チャレンジすれば一歩前に進むということです。
これからも自分の夢に向かって、自分らしく一歩一歩ゆっくりとステップアップしながらのぼっていくつもりです。

 

 

 

 

 

15 夢を叶えるために

小郡高等学校 1年  石橋 愛梨

 

私は今「教員になる」と言う夢を叶えるため、高校に入学してから勉強するときに心がけていることがあります。今日はその心がけていることについて皆さんにお話しします。
その前に、なぜ私が教員を目指そうと思っているかと言うと、私は昔から小さい子と一緒に遊んだり、話したりすることが好きでした。そして中学2年生位になると、将来は子供と関わる職業につきたいと思うようになりました。そこで「保育士」と「教員」の2つの職業が候補として上がりました。しかし、私にはとても憧れている先生がいます。その先生は、私たち生徒と一緒に楽しむ時は楽しんで、怒らないといけないときは、自分が怒っている理由を明確にして怒ってくださいました。また、授業で理解できていない人を気にかけながら授業を進めてくださいました。私はその先生のような教員になりたいと思うようになり、「保育士」ではなく、「教員」を目指すようになりました。
「教員」といっても小・中・高や科目などたくさんあります。私はその中でも中学校の数学の先生を目指しています。その理由は、先ほども申し上げたように、とても憧れた先生が中学校の先生であることと、今一番好きな教科が数学で、「もっと難しい問題にチャレンジしたい」という気持ちが1番強いことです。また、数学は中学校の内容が理解できていないと高校でついていけなくなり、嫌いになる人が増えがちです。私は、少しでもそのような人を減らしたいと思うので、中学の数学を少しでもわかりやすく教えられたらいいなと思うからです。以上の理由から私は教員を目指しています。
私はこの夢を叶えるため、「わからないところこそわかるまで」を自分の目標として勉強しています。脳は、いちどわからないと思ってしまうと考えようとしなくなる傾向にあるそうです。そして、そのまま解けずに終わってしまうとその先もわからなくなってしまうかもしれません。だから私はわからないところはどうにかしてわかるまで考えるようにしています。そのために行っていることが大きく2つがあります。
1つ目は、当たり前ではありますが、教え合いをするようにしています。友人にわからない問題があったときは、答えではなく解き方を教えてあげるようにしています。答えだけでは、友人のためになりませんが、解き方を教える事は、友人が自分で考えることになり、さらに私自身も再度解き方を確認することにもつながります。また、自分がわからないときには、友人や教科担当の先生、塾の先生に解き方や考え方を教えてもらい、その後自分で解き直すようにしています。
2つ目は、「時間の使い方を考える」です。高校では予習が必要です。また、先生は教科書に載っていない重要なことをおっしゃる時があるので、それを聞き逃さないために、そして授業で1回で理解するために授業で寝ないようにしなければいけません。そのため、勉強時間と睡眠時間を確保し、使い方を大切にする必要があります。さらに教え合いをするならばその時間も取らないければなりません。だから時間を大切にするようにしています。
私はこの2つの行っていることが将来に生かせると思います。教員になったら教えることが主な仕事になります。つまり今、教え合いを工夫して身に付けることができれば、そのまま生かすことができます。また時間を有効に使う事は教員以外の職業でも必要な、人間としてなくてはならない力だと思います。だから今のうちに身に付けて習慣化したいと思っています。
今日のこの発表を機に、将来で生かす力を身に付ける方法を試行錯誤しながら、夢を叶えられるように頑張っていきます。

 

 

 

 

 

16 次は私が! 

三井高等学校 2年 古賀 次穂

 

 みなさんは将来の夢について、いつごろから考えましたか?
私は、中学校時代、保育士になりたいと思い、福祉教養コースに入学しました。
しかし、今の私の夢は、小学校の先生になることに変わりました。
将来の夢、つまり、将来どのような職業に就くか、将来、どのような自分になるかの目標が、私は夢だと思います。
そして、その夢は、自分が経験したこと、かけてもらった言葉、教えてもらったこと、さまざまな経験の中で、少しずつふくらみ、少しずつ実現にむかう、「なりたい自分になる」原動力になります。
保育士も小学校の先生も、子ども達の成長をサポートすることに変わりはありません。しかし、今の私は、子ども達の成長をサポートするだけではなく、子ども達の心に寄り添い、励まし、一緒に次の目標に向かっていく、小学校の先生になりたいです。
そう思ったきっかけは、2つあります。
1つ目は、子ども食堂のボランティアとインターンシップに参加したことです。
みなさんは、子ども食堂を知っていますか?
子ども食堂とは、子ども達が集まって食事をするだけではなく、勉強などを学べる場のことです。私は、去年から、母に言われて子ども食堂に参加しました。最初は、母に言われて、ただ、ついていくだけでした。しかし、回数を重ね、子ども達と関わる時間が増える中で、子ども達と一緒に、笑ったり、悲しんだり、いろんな気持ちを共有することに、やりがいを感じるようになりました。
 今年の夏休み、学校のインターンシップで保育園に行きました。将来の夢だった保育士の仕事を教えてもらえて、毎日が充実した日々でした。しかし、子ども食堂の時のような「一緒になにかを目標にしてがんばる」という気持ちになれませんでした。なぜだろうと、思いながら、別の小学生対象のボランティアに参加しました。そこで、子ども達と一緒に、宿題をしたり、川遊びをしたり、悩みを聞いたりしているうちに、私は小学校の先生になりたいのかな・・・と、思うようになりました。
 2つ目のきっかけは、体育祭のチアダンスを担任の先生に教えたことです。
担任の先生は、どちらかというと、覚えが悪く、同じふりをなんどもなんども繰り返して教えました。たった30秒のふりを、1時間以上かけて教えることもありました。
しかし、チアのふりを覚えたいと、暑い教室で練習をする先生の姿を見て、一生懸命に頑張る誰かの力になり、努力した後の達成感を共有したいと強く思いました。一緒に練習した成果を、体育祭で、大勢の人の前で発表し、たくさんの拍手と声援をもらえた瞬間、私の将来の夢は固まりました。
去年、私は、自分自身の可能性に挑戦するために、生徒会に入り、そして今生徒会長として、さまざまな行事に関わっています。行事のたびにプレッシャーを感じますが、行事が終わるたびにやりがいや充実感があります。それは、生徒会のメンバーや、友達、先生たちの支えがあるからです。
だからこそ、私は、何かに挑戦したり、努力している人たちの気持ちに寄り添い、背中を押してあげられる先生になりたいと思っています。
そして、子ども達が壁に直面しても、「大丈夫」という言葉とともに、どうやったらその壁を乗り越えられるかを一緒に考え、一緒に解決策を探して、前向きになれるような、支えになりたいと思っています。
今まで17年間、友達や先生たち、家族からもらってきた、たくさんの応援の言葉や、サポートの中で、自分自身が成長してきたと感じられるようになりました。
次は、私の番です!
辛いことを乗り越えるきっかけになった言葉、支えてもらってうれしかったこと・・・
今まで私がもらってきた、たくさんのことを、今度は、私が子ども達に注ぐことが出来る、そんな小学校の先生になりたいです。
 ご清聴 ありがとうございました。

 

 

 

 

 

17 第39回小郡・三井
少年の船に参加して
           
のぞみが丘小学校 6年 池田 結衣

 

私は今回、小郡・三井少年の船に副班長として参加しました。
私の中で少年の船は、初めて家族のもとを離れて違う学校の人達との集団生活を送る場所となりました。副班長に選ばれたけど、1回目の研修の時から、副班長の仕事は何をすればいいのだろうと悩みました。私は、副班長の仕事とは班長と一緒に班をまとめることだと思いましたが、しっかり班をまとめる為には、班のみんなに注意したり、厳し
い言葉を言ったりしなければならないことがあると思いました。もし、私が注意することで班のみんなと仲が悪くなり、その場の雰囲気を壊してしまうのではないかと思ったり、みんなが私のことを嫌いになったりするのではないかと心配なことばかりでした。
だけど、みんなを信じて勇気を出して声を掛けてみると、みんな声掛けにこたえてくれ、いろんなことに一生懸命協力してくれたので、とてもいい研修を送ることが出来ました。
私が、5日間の研修の中で、みんなが成長したなと思うことは挨拶でした。
少年の船では『あいさつ』『団体行動』『5分前行動』『メリハリ』の4か条がありました。この中で私は副班長として、まずは『あいさつ』をきちんとしようと思いました。
本研修の前の事前研修の時、初めて班の仲間と会いましたが、その時はまだお互いのことを知らないので、みんな恥ずかしさがあり、大きな声できちんとあいさつが出来ずに怒られてばかりでした。しかし、あいさつの練習を繰り返すうちに、みんなの声が大きくなり、元気が出てきました。
あいさつを元気にすると、する方もされる方もとても気分が良くなります。
それにあいさつの声ひとつで相手が『今日も元気だな』とか『やる気があるな』とかが分かるようになり、あいさつは人とのコミュニケーションをとる上で一番大切なことだと分かりました。だから私自身が一番元気なあいさつをするよう心掛けました。すると、みんなもだんだん大きな声が出るようになり、班の結束も強くなって、本研修ではあいさつのやり直しもほとんどなく研修を終えることが出来ました。
 次に『メリハリ』をつけることです。メリハリをつけるといっても最初はどうしていいのか分かりませんでした。
本研修が始まって最初の頃は、旅行に参加しているような気分で班員同士が話に夢中になり、団長や班長が話を始めてもおしゃべりを続けたりすることがありました。このように指示を守れなかったときは、全体責任となり、みんなが怒られてしまいました。それからは班の仲間同士で気をつけるようになり、話を聞くときは聞く、遊ぶときは遊ぶなど、行動にメリハリをつけられるようになりました。
 最後に『5分前行動』と『団体行動』です。
団体行動に大事なのは、みんながきちんと決まりを守って行動することです。
そのために大切なことが『5分前行動』です。5分前行動をすることにより、次に何をすればいいのか考える時間が作れたり、その準備をすることができ、他の人に迷惑をかけなくてすむようになりました。
研修中は、この『4か条』を厳しく指導してもらいました。
4か条は、集団生活を送るうえで大切だということが学ぶことができ、今後も忘れないようにしようと思っています。
今回の研修では、エメラルドビーチでは班長を砂に埋めて、人魚の形を作ったり、沖縄の人がアイスを持ってきてくれました。とてもおいしかったです。
夜は、花火をして天体観測もしました。打ち上げ花火の後ろは星空と海で、ほんとうに綺麗で感動しました。
沖縄最後の夜は、班別出し物大会があり、スタッフの方達がおもしろく盛り上げてくれてとても楽しかったです。私達も最後に班で協力して出し物を考え、気持ちがまとまることが出来てとても良い思い出になりました。
 私は、この少年の船で、たくさんのことを学びました。
一つ一つのことに責任を持ち、最後までやり遂げること。
最初はできないことも、あきらめなければ乗り越えられること。
これは全て少年の船に参加して出会った人達から学んだことです。
おこられてくじけそうになっても『もう一度頑張ろう』と言ってくれた仲間。
私が海で体調が悪くなったとき助けてくれたスタッフの方たち。
エイサーなど沖縄のことを教えてくれた沖縄の人達。
そして、厳しかったけど、とても優しかった班長。
班長は、班員の体調や気分などを小まめに気づかってくれたり、何でも相談に乗ってくれたりしました。
本当にみんなに出会えてよかったです。
この出会いと少年の船で学んだことを今後も生かしていきたいと思っています。

 

 

 

 

 

18 ジュニアリーダー研修会
で学んだこと

小郡小学校 6年坂井 楓

 

 私は、夏季ジュニアリーダー研修会で、夜須少年自然の家に一泊二日の野外体験に行ってきました。今から、この野外体験で学んだことを発表します。
私が夏季ジュニアリーダー研修会に参加した理由は、自分にとって良い体験になると思ったからです。なぜかというと、今、自然災害が至る所で起こっています。野外体験をしているとこのような災害が起こった時、野外で泊まることになっても困らないからです。
野外体験の経験を積んでいくことは、とても大切なことだと思います。
私にとって、野外体験は初めてだったのですごくわくわくしました。自分たちでご飯を炊いたり、カレーを作ったりするのは大変なんだろうなとは考えていました。実際にやってみると、予想以上に大変でした。特に火加減をみるのが大変で、火が強すぎるとこげて、しまうし、火が弱いとご飯がおいしく炊けません。だから、ご飯が炊けるまでずっと火を見ていました。そして、まきを入れたり、うちわであおいだりと本当に大変でした。でも、苦労してやっとできたご飯はとてもおいしかったです。片付けもまた大変でした。ライスクッカーについた炭が落ちにくく、中で固まったお米がなかなか取れず、洗うのに時間がかかりました。洗い終わったころには、汗やかかった水で洋服がぬれていました。
片付けが終わったら部屋で過ごしました。初めて会う人たちと話すのは緊張してとてもドキドキしましたが、楽しく過ごすことができました。
次の日は、朝早く起きて自然散策に行きました。外に出ると涼しくて、きりが出ていました。耳を澄ますとたくさんの虫の声が聞こえました。虫たちもがんばって生きているんだなと感じました。自然散策が終わるころには、始まった時より空は明るくなってきました。空がキラキラしてとてもきれいでした。
9時30分から、フィールドビンゴをしました。見たことのない植物や虫がたくさんいました。フィールドビンゴでは、チームのみんなをまとめるのが大変でした。一人が速く行くと走らないといけないし、だれかがいないと困るので、何回も人数確認をしました。ですが、みんなでいっしょに問題の答えを考えたり、しゃべったりたりすることができてとても楽しかったです。ゴールに着いた時には、1時間以上歩いていました。
私は、このような体験ができてとてもよかったです。自分でも、この2日間ですごく成長できたと感じました。私は、初めて会う人としゃべるのが苦手だったけど、初めて会った人たちとも積極的に話すことができてよかったです。植物の葉と葉の間から太陽の光が差しこんできれいに見えたり、虫の声をたくさん聞くことができたりして、改めて自然のすばらしさを学ぶことができました。私は、もっといろいろな種類の虫や花など、自然のことをたくさん知りたいです。
 私は、この体験をこれからの学校生活に活かしていきたいし、他の人たちにも自然のすばらしさを伝えていきたいです。私に、このようなすばらしい体験をさせてくださった方々、本当にありがとうございました。